2019年8月20日に発売されるREMNANT From the Ashes にハマるの巻。
現在日本語には未対応。早くやりたかったのでSteam版を予約して先行プレイした。お値段¥4,100。フルプライスよりもちょっと安めなのが良心的。
PS4の北米ストアでも2019年8月20日に発売されるがこちらももちろん日本語未対応だろう。
REMNANT From the Ashes はポストアポカリプス的な世界が舞台の3人称サバイバルアクションシューティングゲーム。
ストアの説明にサバイバルアクションシューティングと書いてあるが空腹要素みたいなサバイバル要素があるわけではなく、ゲームを分かりやすく説明するならソウルライクなTPS。
見た目の雰囲気は異なるがゲーム性としてはソウルシリーズの影響が大きく、シリーズのファンなら楽しめそうな作り。
近接武器の他にメインとして銃器での攻撃や武器に取り付けるMODでちょっと魔法的なものも使える。
銃撃メインのソウルライクゲームと聞くと少し前にリリースされたImmortal Unchainedを思い浮かべる人も多いかもしれない。このゲームもあんな感じでダクソで言う篝火的な所で休憩すると弾薬や回復アイテムの補充が出来る。それではゲームの内容を紹介していこう。
キャラクリエイト
キャラクリは一応アリ。あんまり自由に作れない。
項目としてはざっとこんな感じで、性別・顔の種類・髪型・髪の色・目の色・肌の色・顔の傷・声を選択して組み合わせてキャラを作る。
顔の種類は7~8種類くらいだったと思う。いかにもポストアポカリプスの世界でボロい服を着て焚火にあたってそうな顔が多い。
年齢の設定が分からない顔が多い中、終末の世界を強く生きれそうな顔の女性を選択。どうせ頭装備するけどせっかく3人称だからもう少し作りこみたい。
もちろん防具で見た目もしっかり変わります。
マルチプレイ対応
3人までのCOOPに対応。死んだら蘇生とかもある。
後述する武器に取り付けるMODで味方を回復したり、効果時間中味方にバフを与えて敵の位置を味方と共有出来たりと、COOPで楽しめそうな能力もわりとある。
でも個人的にはゆっくり探索したいのでソロプレイ中。
マルチプレイはゲームを開始する時に、パブリック、フレンドオンリー、オフラインと3種類の中から選択できるので、自分のやりたいものを選べばOK。
戦闘と操作感
モッサリすぎる事もなく、キビキビしすぎて軽い感じもなく、程よい操作感。
射撃はエイムをして攻撃ボタンを押す事で可能。画面右下にあるのが装備している武器と残弾で、弾薬はわりと敵が落とす。
ヘッドショット等、弱点を狙う事でダメージが上がる。ダメージ表記されるので爽快。
もちろん銃によって反動や連射速度も異なり、わりと心地よい音も出す。
弾薬は敵が落としたものの他に、消費アイテムを使うことや休憩ポイントでも補充される。
敵の数がそれなりに多いのでなるべくヘッドショットを狙ったり近接攻撃を織り交ぜた戦闘で節約していくことが攻略のポイントか。
近接攻撃は射撃と同じボタンに割り振られ、銃を覗き込まずに攻撃ボタンを押すと近接攻撃となる。
武器によってモーションも異なり、それなりのダメージも与えられるのでトドメをさす時や急な接敵時に使用し立ち回りたい。
ダッシュ攻撃やバックステップ後の攻撃もモーションがあったり。良い感じ。
近接攻撃が射撃と同じボタンなので、切り替えが面倒でない反面、腰撃ちは出来ない。
ローリングの回避に無敵時間があるので、けっこう敵の行動を見て避けれる。
その代わりカバーアクションや防御は無し。
攻撃にスタミナを使用しないが、ダッシュと回避にはスタミナを使用する。(画面右下の赤い体力ゲージの下の白いゲージがスタミナ)
囲まれるとスタミナ切れでボコられて死んだりするが、敵の攻撃が敵にも当たったり、近接攻撃は範囲内の敵複数にダメージを与えたりと、それなりにどうにかなる感じもある。
せっかく面白そうなのに肝心の戦闘がチープだったり動きがもっさりの糞だったりとか残念なゲームも多くあるけど、REMNANTは戦闘面白い方だと思う。気になってる人はYoutubeとかで検索して動画で実際に見ると分かりやすい。
ArchetypeとTraits
チュートリアル的な部分を終わらせて少し進めるとArchetypeというものを3種類の中から選択出来る。
違いとしては、選択時に貰える武器・防具と武器に付けることが出来るMOD、Traitsの内容となっている。武器や防具、MODはショップでそれぞれの物が売られているしそこまで気にしなくても良いだろう。
Traitsはレベルアップ時に振るステータスのようなもので、こんな感じ。
HUNTERを選択したので初期のTraitsはVigor(HP)、Endurance(スタミナ)、Shadow Walker (敵に気付かれにくくなる)の3つ。レベルアップ時やクエスト報酬、アイテム取得で1ポイントずつ割り振れるTraitポイントを獲得出来たりする。
興味深いのがクエストの報酬で新たなTraitを獲得出来る場合がある点。
なんかNPCと話して拾ったアイテムを渡したらScavengerというTraitを獲得し今後割り振れるようになった。
割り振れるステータスが増えていくというのは結構面白い。以下、3種類のArchetypeの説明文の和訳。
HUNTER
HUNTERは長距離戦闘に特化しています。超精密な狩猟用ライフル、頑丈なリピーターピストル、多目的なスクラップソードを装備しています。 HUNTERは接近する前にターゲットを倒すことに優れています。MOD HUNTER’S MARKは敵をマークし、ハンターとチームメートが壁を通してターゲットを見ることができるようにします。 また、マークされたターゲットに対するクリティカルヒットチャンスが増加します。
Ex-Cultist
Ex-Cultistは中距離戦闘とサポートを専門としています。 強力なCoachgun、頑丈なリピーターピストル、そして致命的なスクラップハチェットで武装しています。 Ex-Cultistは優れた破裂ダメージでミッドレンジをコントロールします。 彼らのMOD MENDER’S AURAは、すべてのチームメイトのヘルスを徐々に回復させるエリア効果ヒールをキャストします。
Scrapper
Scrapperは近距離戦闘と近接ダメージに特化しています。 壊滅的なショットガン、頑丈なリピーターピストル、および大規模なスクラップハンマーで武装しています。 SCRAPPERは敵の近くで最高の状態になります。彼らのmod HOT SHOTは弾薬に火を吹き込み、敵に火をつける機会を与えます。
装備品とか
装備画面は以下のような感じ。
銃を2つ、近接武器を1つ装備でき、MODのスロットにMODを付けることで、装備している武器に付いているMODのアビリティのようなものが使えるようになる。
また、MODを装着すると武器の見た目が変わる。
これも面白いカスタム要素。MODはボスが落とす素材で作ることも出来て、ユニークな能力のMODを色んな武器に付ける事が出来る。(付け替えは自由に可能)
好みの見た目の装備を育てるのも面白いだろう。
防具は頭、体、足と3部位が装備可能。また、アミュレット1つとリングを2つ装備出来る。
防具にはセット効果のようなものもあり、同じセットで固めると効果が上がっていく。
武器や防具は共にアップグレードしていく事が可能。拠点にいるこのおじさんがしてくれる。
拠点には他にもMODを扱う人や消耗品を売ってくれる人など取引出来る人が数人いる。上段のタブを切り替えることで購入・アップグレードや、武器・防具などを切り替えられる。
アップグレードには素材とスクラップが必要。素材やスクラップは敵を倒したり、オブジェクトを壊したり箱から出たり。
アップグレードするごとに必要な数が増えていく。防具でArmor値を上げると結構被ダメが減るので強化の実感はある。
ダンジョン内の隠し通路の先に装備品があったりもする。
NPC
NPCとは会話することで選択肢なども発生する。
これによりストーリーが変化するのか等は分からないが、拾ったアイテムを渡すことで報酬をもらえたりもする。
実績やトロフィーの獲得にも関わるし、アイテムとかも貰えるので会話は結構重要なのだが、いかんせん全て英語なのでぼんやりとしか理解できない。英語が得意な人なら楽しめるだろうが、個人的には単語が分かる程度なのであまり理解出来てないままプレイしている。
メインのストーリーや装備品の説明とかはなんとなくで分かるが、こういう会話の部分に関しては完全に日本語がある方が楽しめるところ。日本語に対応して欲しいなーと思いつつプレイしている。
落ちてるコインを渡したらマグナムを貰えたり、
気が狂ってる人と会話してたら戦闘になってしまったりと失敗もありつつも楽しめている。
ちなみにこの何かに怯えてる狂人は選択肢によって戦闘を回避出来るのかなとやり直しを試そうとしたものの、ロードしても襲ってきた。チェックポイントでの休憩を挟まなくてもセーブされてる模様。
でも代わりにコイツが頭に付けてた謎のマスクをゲット。失敗したけどこういうのも面白い。
個人的にはよく考えるとダークソウルのストーリーもそんなに意味分からないし、気にせずプレイしている。
篝火的な休憩地点では、ファストトラベルも出来る。ステ振り自体はメニュー画面から行うのでチェックポイント兼ファストトラベルポイントとしての役目だ。
序盤の最初のダンジョンは敵の種類が少なくて単調だったりするが、途中からバリエーションが増えて楽しくなってくる。現時点でボスも20体程いるようなのでそれなりのボリュームも見込める。
値段もフルプライスよりは安いし、万人に好まれそうなゲーム。現状英語のみなのが非常に残念。