このコロナ禍で部屋に籠ってゲームをプレイしまくる人も増えたと思いますが、皆さんは理想のゲーム環境を整えていますか?
今回は家の中で使われていない物置のようになっている和室をゲーム部屋に改造してみた記事です。
DIY、面倒そうなんだけどやり始めると楽しいですね~。普段は魔力にスキルポイントを振ってるんですが、最近はクラフト関係にもスキルポイント振るようになりましたよ。
まずはビフォー。
こんな感じの砂壁の和室。わりとよくあるタイプ。メタルラック置いて物置にしてたけどやっぱり洋風の物は浮いてます。
しかも砂壁だから、簡単に壁紙を変えたり出来ないというのが悩み所。かと言ってこのままではゲーム部屋には合わない…
という事で、「柱を立てて、その柱に木材を打ち付けて壁にする」という方法を採用する事にします。
そこで使うのがコレ。
ラブリコのアジャスター。ホームセンターとかでよくあるヤツです。つっぱり棒のように柱と天井の間に挟む事で、柱を固定する事が出来る優れモノ。
これなら賃貸でも壁に穴をあけないという事も人気の理由らしいです。
ディアウォールとか他にも色々と種類もあるみたいだけど、バネで抑える製品よりもラブリコのようにジャッキ式の方が強そうなのでコチラを選択。
ラブリコは柱1本につき耐荷重20㎏までらしいので、強度的には問題なさそうです。
具体的な方針が決まったところで天井の高さや壁の長さ等の寸法を測り、ホームセンターにファストトラベルします。
柱として使う木材はツーバイ材というもの。大体、外の資材コーナーにあります。買ったのは700円くらいのもの。案外安い。
ラブリコを使う場合、アジャスターの長さを考慮して、天井の高さよりマイナス95ミリの木材を準備する(使うラブリコの種類によって違う)。
ツーバイ材は長さによって何種類か売ってるので、希望の長さのものを店員さんにカットしてもらいましょう。
そして、壁にする木材の選択。好みによるんですが今回はこのOSB合板を使って壁にしてみます。必要な長さは事前に測っておきましょう。
なんか良い感じで自分好みなんですよね。これを黒に塗ってゲーマー部屋っぽく仕上げてみようと思ったわけです。
柱を持ち帰ったらまず、柱を塗ってみます。
使ったのはアサヒペンの防虫防腐ステイン。なんか保護してくれそうです。まああんまり見えない部分なので適当に塗っていきます。
OSB合板の方は、やすりがけをしてから塗装していきます。ただ、やすりがけがめちゃくちゃ面倒だったので注意ですね。一応安い電動ヤスリを使ったんですが、それでももう、これ気にしない人はしなくて良いんじゃないかなって思うくらい面倒だった。まあした方が良いんだろうけど…。
あと、やすりがけの後は木くずが物凄いことになるので、なんかブラシみたいなものでサッサッと掃いてキレイにしておかないと塗る時に問題ありそう。
右側がローラーやハケでざっと塗ってみたところ。左側はその後に丁寧に塗りつぶした方。細かい隙間に塗料が入らないので、これまた面倒。これはこれで粗い感じも面白いかなと思ったのですが、今回はしっかりとハケで真っ黒に塗りつぶしてみました。
使った塗料はターナーのミルクペイントのインクブラック。
良い感じには仕上がったけど、まあまあ値段はりますね。
塗装が終わったら部屋に柱を立ててみます。
こんな感じにして柱に板を打ち付けて壁にしていくわけです。しかしここでアクシデントが。
なんと、家が古くて突っ張ると天井がボコっと浮き上がる!なので天井に柱を強く突っ張る事が出来ず…これはヤバイ。
って事で、急遽壁の枠の部分に柱を直接打ち付ける事にしました。
こんな感じです。ラブリコ買いまくったのに無駄になった…皆さんは、買う前に一度長い棒なんかで、天井をグッと強めに押してみる事をオススメします。柱を立てたらOSB合板を打ち付けていきます。まあ結果的には本来の方法より頑丈にはなりました。
こんな感じです。ツーバイ材にガンガン打ち込んでいきます。
側面に塗ってないと継ぎ目の部分が目立ったりするので、後から気付いた時に筆でちょんちょんと塗っておきます。
全体的に壁が出来てきたらこんな感じに↓。窓の部分はこのように上と下だけに板を打ってみました。
今回のOSB合板を黒に塗装した壁、あんまり見ないけど良い感じです。
こんな風に長さが合わなかったりするんですが誰も見ないので気にしない!あとゲーム部屋なんで照明暗くしてLEDでカラフルにしたりするので多少の粗があっても最終的には全然目立たないです。気になる人は何かポスターとか色々飾ったりして隠せば良いですね。
さあ完成が近づいて来ました。ちなみに照明はこんなのを付けてます。
レール式のものを取り付けて、そこにLEDのカラーが変えられるライトを取り付けます。
LEDライトはリモコンでカラーが変えられる電球がAmazonにたくさんあるので、安いものを購入。購入したのは以下のものです。
↑このレールを天井に取り付けて、こういうレール用のスポットライトが安くあるのでそれを購入。
あとはこのライトにLEDのカラフルな電球を取り付ければOKです。
いやー、こういった照明関係も案外安く揃う時代になりましたね。
完成した部屋に早速ゲーミングデスクを持ち込んでセッティング。
こんな雰囲気。良い感じに仕上がりました。窓は突っ張り棒にカーテン付けてます。遮光カーテンも安いものを探してます。ドアは壁紙を張っても良いんだけど、わりと手間かかるし面倒な場合は真っ黒なノレンを取り付けると和風なトビラを隠せます。
このノレンを買いました。突っ張り棒で付ければOK。
デスクに座った時の視点。OSB合板のボコボコ感が良い感じ。苦労してヤスリがけした甲斐があった…。面倒が嫌いな人にはオススメできませんw
OSB合板は男の秘密基地感があるような気がするので、塗装せずにそのままナチュラルなカラーを楽しんでも良いかもしれません。どうせ暗くしてLEDライトで照らすから無問題。これなら丁寧なヤスリがけと塗装の手間が省けるので作業もかなり単純になります。
ライトを青とか紫とかにするとこんな雰囲気に。Amazonで売ってる安いライトでも、16色くらいから選べるので毎回気分で色を変えてみたりできます。ただ、手元とかは暗くてぼんやりするので、作業する人とかはデスクに1つ一般的なライトがあった方が良いですね。
↑数か月ほど経って見事に生活感が出た画像も載せておきます。参考にw
ゲームする時は画面が明るいしこのくらい薄暗くても良いかなって感じですね。オシャレな光るインテリアとかを追加すると良い感じになると思います。あと普通に過ごすときはリモコンでライトの色を白に変えれば大丈夫です。それと、バウヒュッテのデスクの側面にLEDライトのテープを付けて間接照明にしてます。
この画像はまた違う部屋なんですが、LEDのテープライトをデスクに貼った感じが分かりやすいので参考に。2000円以内で買えるし、わりと雰囲気出るのでオススメです。
↑こんなやつですね。ただ、デスクの側面だと、テープライトの長さによっては合わなかったりとかあるんでモニター裏が無難にカッコいいと思います。今回は間違って買ってしまった余りのテープライトがあったのでデスクに付けてみたらたまたま良かったという。
ちなみにこの部屋↑は砂壁の状態なのですが、部屋の照明を変えるだけでこのくらい砂壁のままでも気にならなくなるので、DIY面倒だわっていう人は遮光カーテン+LEDライトだけでも手軽にゲーム部屋感を演出できると思います。
この画像でも使ってるんですが、レールタイプの照明を導入するのはちょっとな…っていう人にオススメなのがこのフロアライト。
電気切ってこのライト付けると、空間を上下に照らす感じといいますか、結構良い感じの雰囲気になります。他にあるこのタイプのフロアライトよりも安い価格設定も嬉しい。めっちゃオススメ。
ちなみにこういう棚に、LEDのテープライトを付けると更に良い感じになります。フィギュアを飾ったり。
このように照らしたい棚の上部に取り付けて、ホームセンターなんかにある両面テープ付きのコードクリップみたいなヤツを使って綺麗に這わせると良い感じになります。
棚に取り付ける時は、長いものが1本とかだとダメなので、別々にライトが何本か独立してるやつを買った方が良いです。
これ本当は車用のライトらしいんですが、棚につけるのにちょうど良いので使ってます。ただ、棚の寸法によっては全部の段に届かなくてバランスよく付けられない場合もあります。4段とかの棚だと下まで届かない。まあ下は見えないんで、適当に上の2~3段をメインにする感じで使ってます。本体みたいな受信する部分は目立たない所に両面テープで付けると邪魔になりません。フィギュアのコレクションケースってめちゃ高いので自作した方がお得。
あと上の画像で使ってる棚、キャスターも付いてて移動しやすいし組み立ても不要だし他に比べて安いしで、めちゃくちゃオススメです。デザイン的にもイイ感じなのでバウヒュッテのデスクにも合います。バウヒュッテのデスクは良いモノだけど、棚はちょっと高いな…って人にオススメ。
砂壁だと壁に装飾品を飾りにくいので、やっぱり手を加えてしまう方が楽しい。
OSB合板、雰囲気良いです。サプライドロップとかヌカコーラのポスターを飾って楽しんでます。
だいぶゲーム環境や機材も変わっているので、そのうち使用機材の新しい記事も書いていこうと思います。
以前の環境↓