MISTOVER(ミストオーバー)をプレイしてみた。ローグライクRPG。

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2019年10月10日にリリースされたMISTOVERをプレイ。

PS4・Switch・Steamと色んな機種で出てますが今回はスイッチ版を購入。税込3,300円なんで安い

この手のローグライクゲームを夜な夜なベッドで横になってプレイしている今日この頃。もちろん余計眠れない

Switchでプレイする上で、タッチ操作等の利便性は特にないのだが、とにかく携帯機での隙間時間や寝転がってのダラダラプレイと相性が良い。

ターン制コマンドバトル×ローグライク

MISTOVERターン制バトル不思議のダンジョンダーケストダンジョンを足して世界樹の迷宮の雰囲気もちょっと入れてみたって感じのゲーム。ダーケストダンジョンからの影響がかなり強いかなという印象。

ダンジョン内の移動はこんな感じで、まあ分かりやすく言うと不思議のダンジョン的な。マス目を進んで行くやつ。

右上に食糧のゲージとかありまして、ダーケストダンジョンみたいに食糧とか光の管理もしないといけない。一歩進む毎にガンガン減っていくので見た目上はかなり実害あるけどもダーケストダンジョンであるようなストレスの概念は無いので安心。光も周りが暗くなるだけで発狂したりしない。ただの物資と資金とHPの交換ですね。

ダンジョン内の敵に触れると戦闘開始。戦闘時にはこのような画面に切り替わる。先に触った方が先制攻撃になるのでなるべくコチラから仕掛けた方がいい。ああ、レガシー…。

3×3のマス目で戦闘が行われる。範囲攻撃や列攻撃のスキル等もあり、陣形が割と重要でそれなりに楽しい。

相手を1マス手前に動かす攻撃で1列に並べてから列攻撃で一掃したりとか…あとは特定の職業の味方が前や横に配置されてる時だけ使える協力スキルとかもあります。敵もこちらを移動させてくるのでなかなか思うような配置にはならないことも多い。

アニメーションのカットインが入るので賑やか。あと、かなり頻繁にキャラクターがセリフを喋ります

結構序盤から敵が硬いというか戦闘が少し長引いたりする。

ダンジョンから帰還すると、なんかこういう時計の針で滅亡へのカウントダウンがされて、全部なくなると問答無用でゲームオーバーになる、というかデータが消える鬼畜仕様

上の画像の文章だけ見るとモンスターを倒すとかガラクタを漁る等の行動を行うことによって滅亡から遠ざかるのかと思うんですが、実際にはダンジョン内で取りこぼしがあったら針を進めますよっていう減点方式な感じみたい。なので、結構しっかり探索する必要があって大変&面倒。出発前の準備は必須。

光の種や食糧をカバンに詰め込み、陣形を整える準備画面

カバンの中身は枠で管理するんでは無くて単純に数っぽい。探索中に容量いっぱいで拾えなくなったら適当に種とか使ったら1個拾える。

探索を完了するとリザルト画面へ。レベルアップしてスキルポイントを獲得したり、ジンクスという特性が生じたり

ジンクスはまあダーケストダンジョンでいうところの奇癖ですね。ものによってメリットやデメリットがあるパッシブスキルみたいな感じ。デメリットが大きいものに関しては矯正する事で消してしまうことも可能。ダーケストダンジョンみたいに。

獲得したスキルポイントとお金を使って、訓練場でスキルを強化する事も出来る。ダーケストダンジョンみたいに。

街にはその他にも色んな施設がある。それぞれの施設のキャラクターも魅力的。

絵柄はすごく良い感じですね。調査団支援事務所では、スペースや満腹度などの拡張や経験値入手の増加など探索に重要な要素をアップグレード出来るので攻略に便利。アップグレードにはダンジョン内の探索時に見つかる「○○の日誌」のようなアイテムが必要。

アップグレードの為にもしっかり探索しておきたい…とか言いたい所だが、探索しないといずれ滅亡してデータが消えるんだからどうせ探索しないといけない。なんかちょっと違う。

高難易度なゲームにおいて、

1.体力が少なくて回復手段も乏しい→全滅の危機で危ないけどここはもうちょっと進んでおきたい→なんとか強いアイテムを持ち帰れた!

2.体力が少なくて回復手段も乏しい→ここは一旦引いて街で立て直そう。経験値も素材も取れたからOK。

この2つは分かる。危ない時に進むか引くかの駆け引き、逆にあえてチマチマ進めて行くのも面白い進んで死んでも、一旦引いても、それがプレイヤーの意思だから楽しめる。色んな楽しみ方やプレイスタイルが生まれる

で、

3.体力が少なくて回復手段も乏しい→ここで街まで引いたりしてたらいずれデータ消えるから無理してでも探索しよう→なんとかクリア出来た!

→これはまあそこそこの難易度のゲームを攻略したという達成感はそれなりにあるかもしれないんですが、全体的にやらされてる感があって素直に楽しめない人が出て来ると思うんですよ。

さらにここで無理して探索させられた→死んでキャラが消えた→この場合には、やらされてる感もある上に達成感も無く徒労に終わるわけで。

つまり何が言いたいかと言うと高難易度ゲームや最近のローグライクとかで、プレイスタイルそのものに制約を受けるのはなんか違う。ドラマが生まれない。

RADもそうだったけど特にこの「マップを全部周る」っていうのはプレイヤーが決めることだから、それを強いられてしまうと、「この階層コンプした」って言う喜びよりもダルさが上回る。自分の意思でわざわざ無駄に回り道した結果レアな装備が落ちてるから面白いんじゃないですか。

キャラデザや声とか雰囲気は良いんだけどシステム面での評価がかなり分かれると思います、このゲーム。

個人的にはクリアまでは遊べそう。

あと、このゲームちょっと喋りすぎかなっていうくらい喋る。頻度が多いので結局キャラが同じセリフを連呼している。ダーケストダンジョンみたいな切り絵調で、世界樹の迷宮みたいな可愛い系のデフォルメされたキャラクターで、プレイ前は「どっち系の世界観?」って思ってたんですけど完全にあっち系ですね。もうちょっとシリアスなのが好みだった。女キャラが攻撃されて「もっと突いて〜」的なセリフ言った時はちょっと参った。好きだけど。

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