2020年7月12日にsteamにて配信開始されたARIA CHRONICLEをプレイ中。
いきなり難易度ハードでプレイしたところ、序盤のサブクエストでボコられて全滅してから結構ハマってます。
switchでも2020冬にリリース予定らしい。お値段1,840円。
ARIA CHRONICLEはターン制のRPGで、様々な職業のキャラを組み合わせてパーティーを編成し、ダーケストダンジョン風な探索で攻略していくタイプのゲーム。
ダーケストダンジョン風とはいえ、本家ほどストレスが溜まる仕様ではなく、あくまでそういう要素を取り入れてるっていう感じ。
キャラクターやグラフィックは可愛らしくてファンタジー。
メインのストーリー部分ではフルボイスなのも良い。その他のクエストや探索・戦闘中もわりと喋ったり吹き出しが出たりして賑やか。
クエスト出発画面。メインストーリーを進めるクエストの合間にサブクエストを繰り返してパーティーの装備を整えたりレベルを上げたりしていく。
ダンジョンは毎回ランダム生成で、進む場所ごとに敵や回復ポイント、宝箱など色んな要素がある。
たとえば鉱石採掘クエストだと、規定回数鉱石を探しだして採掘すると達成となる。
画面左側にある赤いバーがスタミナで、ダンジョン内の部屋移動で減っていく他、オブジェクトを調べたり、鉱石を採掘したりといった行動でも減る。ゼロになると行動するごとにキャラクターのコンディションがさがってしまうのである程度管理しながら攻略する事も必要になる。
篝火で休憩することでHPやMPを回復し、スタミナも回復することが出来る。
戦闘はオーソドックスなターン制RPGに色んな要素をミックスしたスタイル。
体力バーの横にあるのがアーマー値で、敵からのダメージを減らしてくれる。アーマーは装備品や戦闘中のスキルでも増減する。盾役のキャラにはバフをかけてアーマーモリモリで戦いたい。また、必殺技のゲージが溜まるとそれぞれのクラス特有の強力なスキルが発動できる。
各キャラクターの行動の際にはアニメーションがズームされるのも良い感じ。
戦闘のスピードも設定で数段階から選べるので自分にあったスピードに変更可能。これはこの手のゲームでは個人的に必須級なので嬉しい。
最初から難易度ハードでプレイしているのでノーマルがどうかは分からないが、基本的に敵はがんがんデバフをかけて来るし、ダメージも序盤からかなり高いダメージを与えてくる。雑魚の一撃で半分くらい削れることもある。
その代わりこちらも序盤から豊富に回復スキルがあるし、味方を蘇生するスキルを持つクラスも多い。それぞれのクラスで色んなデバフを敵にかけながらぶっ放し合う感じの戦闘。
難しいが何度も試しながら自分好みのパーティを組むのが楽しい序盤だった。
拠点はこんな感じ。それぞれの施設をアップグレードしていくことで売っているアイテムやサービスが増える。
酒場ではパーティーのメンバーとなる英雄が雇用出来る。雇用にはお金が必要。あと、会話してクエストを受注したり。
名前や特質はランダムで違うが、見た目は職業によって固定なのが残念なところ。男女の性別での見た目の違いや、色の違いなどがあった方がもっと楽しかったはず。
しかし、そもそもキャラクターが戦闘不能になり数ターン経つと死亡するものの、教会で生き返らせることが出来るので、ロストするから頻繁にキャラが入れ替わるといったゲーム性でもない。(難易度Hardでは蘇生不能なので完全に死亡したらロスト)
ばんばん死んでばんばん入れ替わりながら色んなキャラで編成を楽しむといったゲーム性ではなく、自分好みの戦略が出来るパーティで固定してプレイしていく感じ。個人的には前者の方が好きなのでちょっと勿体ない印象。ただ、一旦全滅してしまうとメインパーティのコンディションが悪くなったり死亡したりするので控えがいないとガタガタになって建て直すのに苦労したりするのが楽しい時もある。人によっては面倒な要素だが個人的には好き。
雇用するキャラによってそれぞれ特質があり、メリットやデメリットが付与されている。気に入らないものはお金を払って削除することも可能。探索の途中で本を読んだり、レベルアップした時とかに特質を獲得することもある。
スキルのアンロックはレベルで開放されていくスタイル。
それと別に特性というものがあって、色んなメリットがある特殊効果を4つまでアクティブにすることが出来る。これもレベルで開放されていって、自由に付け替えることが可能。
このスキルはレベル上がれば全部使えるし、特性に関しては自由に外せるのでビルドの楽しさみたいなものは無い。せめてスキルツリーで覚えるスキルを選択したり、特性の取捨選択をすることによってキャラに個性を出すことが出来ていれば、同じ職業のメンバーでも違う使用方法が出来て幅が広がったと思うのだが。
現状は同じ職業が複数いても自分の中で強いと思う特性を選べばいいだけなので、違いが特質しかなく、その特質もデメリットあるものが多いし消せるので、キャラクターの個性というものが無くただの控えでしかない。
なので、ビルドで楽しむというよりも単純にパーティをじわじわ強化していく感じ。もちろん敵の属性に合わせた編成とかはした方が良いし、職業が多いので編成の楽しさはそれなりにあるけど。
鍛冶屋では装備の購入や製作が可能。ダンジョン探索中に採掘した鉱石を使ってインゴットを作って、装備を製作したり。
わりとインゴットの作成に使う鉱石の量が多いので人数分用意するとなると大変。でもボコられるから頑張る…。
この辺は若干作業的な部分もある。個人的にはそういう作業や稼ぎプレイが好きなので苦ではない。難易度ハードいい感じ。
値段も安いし絵柄やゲーム性に惹かれて久々にターン制RPGしたい人はアリかも。
switch版が出れば、switchのゴロ寝プレイとも相性良さそう。