2150年の未来が舞台のレーザーリーグをプレイしてみた。2018年5月10日に北米ストアでリリース。値段は$14.99と低価格。STEAM版の正式なリリース日も2018年5月11日なのでまだこれからのゲームってことで買ってみた。
2150年ではLASER LEAGUEが大人気のようでW杯のようにスタジアムが賑わってます。
一体何のスポーツ?
2対2、もしくは3対3のチーム戦。チームの選手は全員それぞれのチームの色で表示されます。
ピッチの中の白いレーザーノードに触れると…
ノードから出ていた白いラインの方向に、触れたチームの色のレーザーが発生する。
敵チームが自チームのレーザーに触れるとダウン。自チームのレーザーには触れても問題なし。レーザーノードは常に動き、一定時間経つと白いニュートラルな状態に戻る。
6つのクラスのアビリティと、ピッチ上にドロップする16種類のパワーアップアイテムを駆使しながら敵を全滅させた方のチームの勝利となる。一見、よく分からないゲームに見えるけど、ルールはこれだけ。
で?それが面白いの?っていう。何を隠そう私も最初はそう思っていました。しかしやってみるとこれがなかなか面白い!
攻防が熱い
まずマッチ開始する前に自分のクラス等を選択。
クラスは全部で6種類。
直接アビリティで敵を攻撃して倒せるBLADE、
ダッシュで敵に飛び込んでレーザーに向けて吹っ飛ばすSMASH、
マーカーを設置し、設置ポイントまでワープすることが出来るSNIPE(ワープ軌道上の敵を倒せる)、
数秒間無敵になり敵チームのレーザーをすり抜けて味方を救ったり出来るGHOST、
敵のレーザーノードを盗んで自チームのレーザーに変えるTHIEF、
敵をスタンさせる電気を発生させるSHOCK。
それぞれのクラスにMODもあって切り替えることも出来る。(効果が短いけどチャージが早いとか)
PLAYBOOKという項目でこれらのクラスの詳細の確認も出来る。↓画像はSNIPEでワープして軌道上の敵を2体倒すシーン。
長方形のピッチは上下左右の端が反対側とつながっているので、レーザーに追い詰められてヤバくなったら壁に進んで反対側に逃げることが出来る(WALL WRAP)。
例えば先程のSNIPEのワープと、このWALL WRAPを利用して、画面右端にマーカーを設置して壁抜けで左側に移動すると…
SNIPE自身は少ししか動いてないのにピッチを分断するようなワープも可能。もちろん軌道上にいる敵は倒されてしまう。AIがこれやってたんでビックリしました。結構AIが強い。
倒されると上記↑画像のように6角形のマークでダウン状態となる。このマークに味方が触れると復活してまた戦える。ボタン長押しとかはする必要がなくて、このやられてもすぐ蘇生できるシステムも熱い攻防に一役買ってます。もちろん敵も蘇生されないようにダウンしたマーカーの付近で守るので、GHOSTのアビリティで無敵状態になってレーザーとか無視して蘇生したり。
レーザーも一定時間でニュートラルの白い状態に戻るので奪い合いが過熱するし、ダウンした味方も触れるだけで生き返る。さっきまでレーザーがこっちの色ばかりで3対1の状態だったのに、あっという間にふりだしに戻るなんて状況がよくある。
パワーアップアイテムも16種類あって、アナウンスと共にピッチにドロップする。
RESETでレーザーをリセットしたりとか、
レーザーの速度を上げるSPEED UPとか、ダウンした味方が生き返るREVIVEとか。拾うと敵と味方のレーザーが入れ替わるSWITCHなんかは優勢な時に間違えて拾うと一気に劣勢になるので注意が必要だったり。
とにかく形成逆転の手段が多いし、劣勢でも勝てる可能性がある。それでいて強キャラすぎるようなものもなくある程度バランスも保たれている印象。初めてオンラインマッチした時にレベル7の外人2人組との対戦になってしまったけど勝てたり。AI強い。
ちなみにマッチは1ラウンドに3ポイント先取で、2ラウンド取ったチームの勝利となる。
操作方法はシンプルで左右のスティックは移動、L1、R1はアビリティ。あとのボタンはクイックチャットとか絵文字を出すだけ。
移動とアビリティの2つだけでゲームが成り立つというのも面白いですね。
キャラクターのカスタマイズも有り。
KITで外観の変更、EMOJIは試合中に各ボタンを押したら出せるコミュニケーションツールの絵文字の変更、LASERは自分が出したレーザーの模様、PORTRAITは画面中央あたりにあるゲーム内のアバター画像みたいなもの。
これらのカスタマイズアイテムはレベルアップ、または各クラスのランクアップでどんどん解放される。各クラスにはアビリティで◯体倒す、とか10マッチ勝利といったチャレンジが設定されていて、達成するとクラスのランクアップ。ちょっとした目標となって楽しい。
こんな感じでどんどん魅了されたものの、欠点を挙げるとするなら日本の一般的なプレイタイムではオンラインマッチがマッチングしづらい。オプションのマッチメイキングの項目で地域の変更が出来るのでNORTH AMERICAに設定したが、こちらの時間帯ではあまり賑わっておらず、AI混じりの試合になることが多い。
しかし、昼ごろにプレイすると問題なくマッチングする。
一応マッチングしなかった場合は2分程経つと自分以外AIの試合が始まり、そこでもXPや各チャレンジの進行状況は進む。
トロフィー的にはAI相手でも回数が稼げているようなので回数系のものやレベル上げは問題なさそうだが、「1回のアビリティの使用で3体に当てる」といった運要素が絡むものもあるのでトロフィーコンプ目的の人は注意。
戦績の確認は可能。
せっかく低価格でシンプルで熱いゲームなので流行って欲しい。