Crown Trick(クラウントリック)にちょいハマる。ローグライトダンジョンRPG!

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2021年9月7日にPSストアにて配信開始されたCrown Trickをプレイ。

XBOXGamePassにも来てたのに知らずにPSストアで買ってしまった。無念。

steamやswitchでは2020年10月にリリースされていたので約1年遅れての登場。

お値段2,090円。日本語アリ。

Crown Trickは「風来のシレン」とか「不思議のダンジョン」みたいな自分が1ターン動いたら敵も1ターン動くアレを最近のローグライト風に落とし込んだローグライクRPG。

開発はNext Studioという中国のスタジオでテンセント系らしい。

「どん判金ドブ」とか言われなさそう。

主人公はエリーという女の子。マントから手を出さないが変な王冠の不思議な力で武器を振る。

使える武器種は剣・斧・杖・ナックル・双剣・槍・銃・ライフル・ショットガンの9種。

道中は使い魔をセットする事で、それぞれの使い魔に応じたスキルを使う事が可能になる。使い魔は中ボス的にダンジョン内で出てきた敵を倒せばアンロックされていく。

使い魔と一緒に戦うのではなく、宿すことでスキルを使えるという感じ。2体までセット出来てそれぞれ2種類、合計4種類のスキルを使えるようになる。

使い魔スキルはR2で変更して使用する。それぞれクールダウンのターン数があり、MPを消費する。

戦術的な要素として、敵モンスターにブレイク値というものがあり、敵の横に表示されている数字の回数分ダメージを与えるとブレイク状態にする事が出来る。ブレイクすれば敵はスタンするので大きな追撃チャンスとなる。

瞬間移動できるブリンクもゲームの大きな特徴の一つ。回数は限られているが、敵の攻撃を避けるのにも、遠くの敵に急接近して攻撃するのにも使える。

敵がスキルを放とうとしている時は床ブロックに数字が示され、何ターン後にそこにスキルが来るかが分かる仕様になっている。なので移動が間に合いそうにない敵の攻撃はブリンクで避けたり。逆にブレイクでスタン取れそうな敵に対してはブリンクで急接近して一気に倒したり。

これらの要素から、わりとターン制のSRPGな印象も受ける。手書き風のアニメは可愛らしく良い感じだがめっちゃ動くという程でもない。

ブレイクをコンボさせていくと主人公の攻撃力がどんどん上がっていくので、多少食らってでもブリンクでどんどん攻めていく方が結果的に強かったりする。この辺は面白いっちゃ面白いシステムなのだが、逆に言えばチクチクが好きなプレイヤーには微妙かも。ビルド的にもそういうスタイルのものを集めた方が強いことになるので、幅が広いかというと、うーんどうだろうといった感じ。

武器は基本性能の他にランダムに効果が付与される。レア度によってその数が増える。また、ランダム効果はショップで付与する事も可能。

こちらがステータス画面。レベルや経験値のシステムは無いが、道中に落ちているステータスアップの巻物を拾うことでステータスが上がっていく。魂器というのが所謂レリックの事で、武器・魂器・使い魔の組み合わせで毎回のプレイに違いが出て楽しめる感じ。

ただ、使い魔は3体の中から選択できるのでそれなりに厳選出来るし、魂器も拾う時に3つの中から選択できる事が多いので、結局よく見る構成になったりもする。

拠点には最初は誰もいないが、ダンジョンの中で救出すれば以降拠点で手助けしてくれる。日本語は御覧のとおり若干怪しい。

プレイにほとんど支障は無いものの、口調も安定していない。

持ち帰ったクリスタルで様々な要素をアップグレード可能。クリスタルは死んでも全部持って帰れるのがプレイヤーに優しい。

マップはこんな感じ。テレポートのポイントがたくさんあるので、エンターザガンジョンみたいにワープしまくれる。快適。

最初はちょっと地味かなーなんて思っていたが、何回かダンジョンに潜っているうちにハマっている自分に気付く。

ブリンクの瞬間移動と敵のブレイクポイントのシステムで、戦闘中に丁度よく頭を使う感じが心地良い。しかも難易度がどちらかというと難しくないし、レリックである魂器も強力なものを拾いまくれるので結構インフレ感を味わえることも多くてそれが楽しい。

なんか全然レアじゃないのに他のゲームだとエピックレベルの能力ついてたりする。

個人的には遠くからチクチクしたり召喚獣を戦わせて逃げ回ったりみたいなプレイが好きなのだがこのゲームではブレイクのコンボの仕様上、こちらから能動的に仕掛けた方が断然強いし、遠距離戦おうにもMPもブリンクも切れがちなので、ローグライクとはいえ同じような勝ちパターンを集めて積み上げていくようなスタイルになってしまうのが少々残念なところ。

ただ、こっち系のゲームが好きなら大多数の人がストーリークリアくらいまでは十分に楽しめる出来栄えであると思う。

クリアまでは5つのダンジョンがある。クリアまでだと難易度が高すぎないのもあってボリューム的には短く感じるが、クリア後には4つのダンジョンの高難易度版がアンロックされるのでそこから更に遊べる。

お値段的にも最初から2,000円くらいで、低価格なので個人的には結構良ゲー。

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